Episode 21 大事件勃発3

オープン準備期間

下町画廊 VOL VOLARE[ボルボラーレ]のプロデューサー写真家・高島史於の娘の舞です。

過去の家族のLINEや私の記憶を頼りに、このプロジェクトがどう進んでいったのか、残していきたいと思います。

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衝撃的過ぎて写真も撮っていないし、記憶も曖昧なのですが(笑)

いろいろ情報を整理すると、事件が勃発したのは2022年12月11日だったと思います。

 

お昼くらいから集合し、デスクトレーを自宅へ運ぶ組と、

ギャラリーのゴミを整理して6畳間へ移動する組で分かれて作業していました。

 

夕方にはそれぞれの作業が落ち着き、終わりが見えてきたときに父が帰ってきました。

 

私「デスクトレー全部運んでおいたから、1日1箱づつ整理して捨ててね(笑)」

父「え?!なんで運んだの?!?!」

弟「昨日、全部運ぶよ~って説明したじゃん」

父「違うよ!個展用の作品運んでって言ったじゃない!」

弟「作品はまだセレクトしてないから運べないって言うから、邪魔だからデスクトレー運んだよ」

私「個展の作品はいつでも運べるようにしてあるよ」

父「違うよ!作品運んでも整理する場所がないと意味ないじゃない!

全部戻してよ!!!

ちゃんと話し聞いてよ!!!

 

父、ぶち切れ。

 

私たちは、あのデスクトレーを戻すのかと思うと、どっと疲れが、、、。

 

いつもなら、ここで弟も反論するのですが、

 

弟「俺、もう無理だわ、、、。誰のためにやってる思ってるんだよ、、、。」

 

弟、ぶち切れることなく、戦線離脱。

 

いつもなら、私も反論するのですが、疲れもあったし、

前日までの弟と父の会話を聞いていなかったので、応戦できず、

とりあえず、デスクトレーを戻すのだけは避けたいと父を説得したと思います。

 

ここで終わったかと思ったのですが、まだ続きがありました。

 

 

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